【はじめに】
このカード解説基本編では、私が普段リーディングをする上で、ルノルマンカードの世界観をどのように理解し、どうやって解釈しているのかを順番に紹介したいと思います🧑🏫
解釈については主語・述語・修飾語や、対人・金運・健康・仕事などの観点から分類・整理をしている本がたくさんありますが、私はそうした分類を一生懸命に覚えることよりも、カードの世界観とそこから生まれる基本となるkey wordを何も見なくてもスラスラっと話せるくらいに体に染み込ませることが大事だと思っています。なぜなら、私たちのリーディングの土台となってくれるのはカードの世界観とそこから導かれる基本的な解釈だからです😊
それでは本編をどうぞ。
ルノルマンカードの世界観を理解し、リーディングをする上でのヒントとなるのが、ルノルマンの由来となっている『希望のゲーム』です🎲このゲームのプレーヤーは、止まったマスのモチーフとルールを通して、道徳観や知恵、家族、世の中の仕組みといったものを学んでいくことになります。『希望のゲーム』のマスに描かれているモチーフとルノルマンカードに描かれているモチーフは一致しているため、『希望のゲーム』から読み取れる物語は、ルノルマンの世界観に通じています。そんなルノルマンの物語からまず見ていきましょう🧑🏫
【21山⛰のカードの物語】
あなたの行く手を阻む障害があらわれました⛰ただ、必要以上に恐れる必要はありません。きちんとした対処法に基づいて着実に取り組んでいければ攻略できる障害です🚶
【カードの世界観】
ルノルマンカードの21番目の山は、大きい山々がそびえ立ち、 その中でも一際大きくて雄大さと迫力を兼ね備えた山が描かれています。その頂上付近には万年雪と思しき雪が覆っています🏔
ルノルマンの元となった希望のゲームでは山のカードに描かれているのはアルプス山脈であると言われています。アルプス山脈はヨーロッパにおける最高峰のモンブラン山があり、オーストリア、イタリア,ドイツ、スイス、フランスなど多くの国々にまたがって存在しています。
アルプル山脈を登頂して越えるためには天候、風、雪、落石などの大自然の危険と向き合わなければならず、まさに命懸けといえます。
アルプス山脈に限らず山を越えるには、入念な準備と気力、体力、計画が必要であり、行き当たりバッタリの登山では道半ばで引き返すどころか命を落とすことにもなりかねません。
山を乗り越える際には辛くて大変な思いをすることもありますが、山が貴方に対して邪魔をしてくることはありません。山はただそこにあるだけです。貴方が山道を一歩一歩進むことで向き合わなければならない障害に直面していくのです。
その時々の状態で障害を乗り越えられないと判断したら無理せずに引き返すのもよいでしょう。あるいはその場で乗り越えるための方策を考えてもよいでしょう。
山は貴方を急かすこともありません。
障害に直面したくない者は、山を乗り越えるという道を選ばずに、迂回路を行ったり、トンネルを通ったり、他にも山を越える方法を選ぶことだってできます。
どのような山であったとしても、登頂経験のない高さの山に挑戦する際には、その道中で待ち受ける障害の大きさは、決して軽い気持ちで乗り越えられるものではありません。
【世界観から導かれるkeyword】
山のカードの世界観から導かれるkeywordは、簡単には乗り越えることのできない「障害」であるといえます。
障害という言葉から連想して「立ちはだかる」「壁」「支障」「妨害」といった言葉が生まれます。
山そのもののイメージからは「山」はもちろんのこと「遠方の土地」「道のり」「重たい」「動かない」といった言葉が生まれ、山の向こうとこちら側を「隔てる」といった言葉も生まれます。
挑む山が大きければ大きいほど「克服が難しい課題」「高い目標」「難局」といった言葉が生まれます。
山に真正面から挑んだ時、簡単には乗り越えられないことから「遅延」「進まない」「遠い」といった解釈ができます。
山を登頂するのに必要となるのは、辛い時を耐え抜く「我慢」や「忍耐」の力です。
山のカードが示す障害を乗り越えるためには時間がかかるとともに、乗り越える過程で相当の我慢と忍耐を要します。
ただ、そんな山のカードが示す障害は十字架のそれとは異なり自分の意志で回避することもできます。
迂回路を通って目的地に到達する、あるいは最初から目的地への到達を諦めるという選択も可能でしょう。
何のために山に挑むのかは、その理由は人それぞれでしょうけれども、登頂を目指す以上は今いる自分の場所からさらに高みを目指していかねばなりません。
努力の結果、山を乗り越えた先に待っているのは、素晴らしい達成感と下界では味わえない圧巻の景色です。それを感じた時、貴方は麓にいた時よりもはるかに成長しているはずです。
【山と他のカードとの関係性↔️】
Q1:グランタブローにおいて山の遠近でどのような解釈の違いが生まれますか❓
山のカードがシグフィニケーター(質問者)の近くに配置された場合、強力な障害あるいは敵の出現を意味すると言われています。他方、離れた場所に配置された場合には強力な支援を受けられるとされています。
【カードの属性】
1枚引きで山のカードが出た場合には、私は挑戦(No)のネガティブカードとして解釈するようにしています。
山と他のカードの組み合わせ実例一覧はこちらをどうぞ⬇️
次回はルノルマンカードの22番目の道のカードの解説となります。
【他のカード解説基本編はこちらをどうぞ。】
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