ルノルマンのお部屋

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ルノルマンカードの基本解説/34魚🐟のカードの読み方編【ルノルマンを世界観から理解して使いこなそう🌍】

【はじめに】

このカード解説基本編では、私が普段リーディングをする上で、ルノルマンカードの世界観をどのように理解し、どうやって解釈しているのかを順番に紹介したいと思います🧑‍🏫

解釈については主語・述語・修飾語や、対人・金運・健康・仕事などの観点から分類・整理をしている本がたくさんありますが、私はそうした分類を一生懸命に覚えることよりも、カードの世界観とそこから生まれる基本となるkey wordを何も見なくてもスラスラっと話せるくらいに体に染み込ませることが大事だと思っています。なぜなら、私たちのリーディングの土台となってくれるのはカードの世界観とそこから導かれる基本的な解釈だからです😊

それでは本編をどうぞ。

©︎pixies astounding lenormand

ルノルマンカードの世界観を理解し、リーディングをする上でのヒントとなるのが、ルノルマンの由来となっている『希望のゲーム』です🎲このゲームのプレーヤーは、止まったマスのモチーフとルールを通して、道徳観や知恵、家族、世の中の仕組みといったものを学んでいくことになります。『希望のゲーム』のマスに描かれているモチーフとルノルマンカードに描かれているモチーフは一致しているため、『希望のゲーム』から読み取れる物語は、ルノルマンの世界観に通じています。そんなルノルマンの物語からまず見ていきましょう🧑‍🏫

【34魚🐟のカードの物語】

あなたは何者にも束縛されることなく、自由に独立して、あなたがやりたい事業を展開します。あなたの事業はうまくいき、大きな財産を築き上げます💷

【カードの世界観】

ルノルマンカードの34番目の魚は、渦を巻く海の中で魚がたくさん泳いでいる様子がカードに描かれています🐡🐟🐠

魚は古来より縁起物として扱われており、中国では「魚」の発音が「有り余る」と同じ発音であることから、有り余るほどの富を連想させるもの、あるいはたくさんの卵を産むことから子孫繁栄につながる縁起物とみなされてきました。

聖書においても魚はたくさんの食糧となっている一節があり、豊かな資源を表すものといえます。

日本においても豊漁の前兆であるブリ起こし、子供の成長を祝う鯉のぼり、立身出世の鯉の滝登りといったように、魚の呼び名を用いた縁起の良い言葉がたくさんあります。

魚が表す豊さは、食糧や富といった目に見える物質的な豊さです。

現代社会において豊かさや富の大小を測るものはなんといってもお金や財産をどれだけたくさん持っているかです。お金が全てであるとは申しませんが、お金があることで家族関係や仕事関係、果ては恋愛関係でもうまくいく場面があることは否定できません。

また、魚は海や水との結びつきがあるため、魚のカードは海や水に関係した解釈をすることができます。

【世界観から導かれるkeyword】

魚のカードから導かれるkeywordは、豊かさの象徴ともいえる「お金」となります。

お金に関わる言葉として「通貨」「金融」「儲ける」「投資」「財政」「商売」「取引」といった解釈ができます。

また、豊かさから連想して「贅沢」「豊富」「幸せ」といった言葉が生まれます。

魚のカードが人の感情を表す場合には「深い」「大量の」「自由に」「制限のない」「流れるような」といった解釈が可能です。

魚が示す豊かさは物質的な豊さの余裕がもたらす「心の豊かさ」と解釈することもできます。

魚が表す人物像としては、お金を自分の力で稼ぐ人として「起業家」「投資家」や、日常的にお金に携わる「銀行」「証券マン」といった人を表すこともあります。

魚は海や水との関わりが深いことから「」「」「液体」「流れる」「泳ぐ」「流動性」といった解釈もできます。

魚のカードは、私たちの心の奥底を流れる物質的な欲求を表しており、そうした欲求をモチベーションにして目標通りの金銭的な成果を貴方は得られること、他方、欲求が際限のないものになることで大きな損失を被ってしまうおそれがあることを教えてくれているのかもしれません。

【発展解説:魚と他のカードの関係性↔️】

Q1:グランタブローで魚のカードはどの位置に出ると良いでしょうか❓

古典的には魚はシグフィニケーターの近く出ると富を得て成功をおさめるとされ、遠くに出ると投資に失敗するとされていました。

【カードの属性】

1枚引きで魚のカードが出た場合には中立的(neutral)に解釈するようにしています。

「中立的」とは、この先の展開を楽観的あるいは悲観的に捉えるのではなく、カードから得た気付きをきちんと実行に移す、そこから先のことは実行してから考える、という意味で私は捉えています。

魚と他のカードの組み合わせ実例一覧はこちらをどうぞ⬇️

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次回はルノルマンカードの35番目の錨のカードの解説となります。

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【他のカード解説基本編はこちらをどうぞ。】

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