【ルノルマン占い19塔🗼のカードの徹底解説】塔🗼のカードが持つ『孤立』と『硬直的ともいえる安定感』を恋愛/復縁❤️で活かす方法について徹底解説します🧑‍🏫※無料動画解説付き

【19塔🗼のカードを深掘り解説するに当たって😁】

今回の記事では19番の塔🗼のカードについて徹底解説していきます🧑‍🏫

ルノルマンカードの塔🗼のカードは、タロットカードの崩れ落ちた塔🗼のカードと異なり、堅固にそびえ立つ孤立した物見の塔が描かれています。

これによりルノルマンの塔🗼のカードは、長年にわたって不変的で変わらないもの、しっかりとした構造をもつもの、高いところから見下ろすもの、といった基本的な意味を持つようになり、タロット占いの塔🗼のカードが持つ意味とはまるで異なるカードとなります🤔

そんなルノルマン占いの塔🗼のカードですが、一般的に『権威』を象徴するものとして扱われ『公の機関』や『公的な制度』と結びついた解釈がなされます。

そのため、恋愛や復縁をテーマに占った時には、塔のカードはだいたいが『公（おおやけ）』の意味として解釈されることが多くなり、25指輪💍との組み合わせで結婚、20庭⛲️との組み合わせで披露宴のように比較的分かりやすいものを表すことになりますが、『公的な制度』の意味だけでは解釈の幅が狭まってしまい、いずれは限界が来ることになります。

実は塔🗼のカードの世界観には『公的な制度』だけではなく、自らの意思で外部と隔離された堅固な塔に引きこもってしまい孤立する様子や、塔に登って高いところから周囲を伺っている様子、硬直的とも言える安定感といった意味が込められているため、それらから連想される解釈をうまく使うことで、恋愛や復縁、人間関係を占った時により丁寧で深いリーディングが可能となります。

この、自らの意思で他者との関わりを断つという場面は、人間関係を構築する上で非常に大事な場面を迎えているといえます🥺なぜなら、相手と距離を取ることで、相手とはギクシャクするでしょうし、ともすれば相手から逃げようとしている場合もありますが、相手とより深く向き合うため、あるいは相手のことを真剣に考えているからこそ距離を取っている場合もあるためです。

この記事では、恋愛や復縁などを占った際に塔🗼のカードが持つ世界観から導かれる『孤立』や『硬直的ともいえる安定感』を駆使したリーディング方法を徹底解説していきたいと思います🎶

【塔🗼のカードが持つ『孤立』や『硬直的ともえる安定感』のメリット・デメリット🧑‍🏫】

ルノルマン占いの前身である双六ゲーム『希望のゲーム』では、19塔のマスに止まったプレーヤーは、自らの意思で対価を支払ってその塔に入り、塔に登って頂上から景色を眺める、というルールになっていました。

ルノルマンの塔🗼は、外部からの変化に対して強い抵抗力を示す一方で、周囲から隔絶された孤立した場所を表していますので、そこに自らの意思で入っていく様子とは、一体どのようなことを表しているのでしょうか❓

実は、自らの意思で他者と距離を置くことは、人間関係を構築する上で非常に大事な場面を迎えているといえます。

もう少し分かりやすく言うと、私たちは恋愛や復縁、人間関係で悩んだ時に、他者と距離を置いて、一人孤立した状態に身を置くことがあります🥺

例えば、大切な相手と喧嘩をしてしまったりトラブルが発生した時に、自分の感情や問題点を整理するために一時的に一人になるために周囲と距離を置くことが有効な場合があります。また、自己研鑽や自己成長のため、あるいは落ち着いてアイデアを考えたいときなどにも一人で過ごす時間を持つことが大事なときがあります。

ただし、常に孤立した状況にあると、孤独感や不安感が増してしまい、肝心の相手とのコミュニケーションがより希薄になったり、一人でいることがかえってストレスを増幅させてしまう場合もあるため、極端なまでの孤立は避けた方が良いでしょう😂

また、塔🗼のカードが持つ『孤立』は、より良い状態や高みを目指すためにあえて自身を孤独な状況に身を置く場合も表しています。しかし、その意図を他者に伝えなければ、ただの上から目線やプライドの高い人物と誤解されてしまう可能性があるので注意が必要です💦

塔🗼のカードはまた『硬直的ともいえる安定感』を意味しており、恋愛や復縁などを占う場合には相手に『何があってもブレない人』という安心感を与えるポジティブな面もありますが、硬直的なまでに変わらないネガティブな態度を表す場合もあります。

相手の気持ちや状況が変化しているにも関わらず、自分の考えや行動を決して変えようとしない場合には、相手からすると、頑固で柔軟性に欠けた自分勝手な振る舞いとして受け取られることがあります。そうなると、相手とのコミュニケーションが円滑にいかなくなり、相手からの信頼を失ってしまい、関係が悪化してしまう可能性があるため、長期目線に立つと、柔軟性を持って相手の意見を受け入れ、状況に応じて自分自身の考え方や行動を修正することがとても大事になってきます。

ここまで述べてきたことから分かるように、塔🗼のカードが持つ「孤立」や『硬直的なまでの安定感』といった意味にプラスの面があるとしても、あくまでも一時的なものと理解しておいた方が良いですし、自分が冷静に相手や問題と向きあうための時間と余裕を確保するためのものと考えるのが良いでしょうね❣️

【19塔🗼のカードの恋愛/復縁をテーマにした解釈例をご紹介します🧑‍🏫】

この章では塔🗼のカードが持つ『孤立』や『硬直的ともいえる安定感』を、恋愛や復縁をテーマに占った時にどのように用いるのか、解釈例をご紹介したいと思います📝想定しているケースとしては、質問者や意中の相手を占った際に塔のカードが周囲や近くの位置に出ている場合を想定しています☺️

①周囲から距離を置く、いわば『孤立』した状態に身を置くことがポジティブな意味を持つのは基本的にポジティブカードとが組み合わさる場合ですが、中立的なカードとの組み合わせの例を挙げますと次のものがあります。
塔🗼✖️3船🚢：船🚢のカードは相手と物理的な距離はあるものの、心は相手を求めていたり、相手への憧れを表すカードですので、相手との新たな関係性を模索していると解釈できる場合があります。
塔🗼✖️13 子供👦：子ども👦のカードは自分自身の未熟さを表すカードなため、塔🗼のカードとの組み合わせによって、自分自身の成長や自己研鑽を求めて相手と距離を置いていると解釈できる場合があります。
塔🗼✖️22道🛣️：道🛣️のカードは選択肢について考えている様子を表すため、現状を打開するための道を探るために相手と距離を置いていると解釈できる場合があります。
②『孤立』した状態に身を置くことは、一時的なものにすべできあり、完全にポジティブなものとは言いにくいため、ネガティブな解釈例はポジティブなものよりもたくさん生まれます。
塔🗼✖️12鳥🐥：鳥🐥のカードは会話やコミュニケーションを象徴しているため、塔🗼のカードと組み合わせることによって、意識的に相手との対話を拒否し、引きこもっていると解釈できる場合があります。
塔🗼✖️23ネズミ🐭：ネズミ🐭のカードは日々のストレスや心配事を表しているため、塔🗼のカードと組み合わせることによって、それらの問題から離れたい様子、関わり合いになりたくない様子を表す場合があります。
塔🗼✖️33鍵🔑：鍵のカードは問題を打開するための鍵だけでなく、自らの心を閉ざしてしまう鍵でもあるため、塔🗼のカードと組み合わせることによって、より強固に心を閉ざしていると解釈できる場合があります。
塔🗼✖️8棺⚰️：終焉を表す棺⚰️と塔🗼のカードを組み合わせることによって、終わってしまったことや過去を引きずってしまい、ひとり悶々としながら内に閉じこもる様子を表す場合があります。
塔🗼✖️20庭⛲️：人との交流を表す庭⛲️のカードと塔🗼のカードを組み合わせることによって、友達の輪や会社組織、趣味のサークルなどの中で一人孤立している様子を表す場合があります。
③塔🗼が持つ『硬直的ともいえる安定感』がポジティブな意味を持つ場合は、基本的にポジティブカードとの組み合わせから生まれますが、中立的なカードとの組み合わせの例では次のものが考えられます。
塔🗼✖️25指輪💍：この2枚の組み合わせは結婚や婚約のみならず、指輪の持つ形式的な繋がりが塔🗼のカードによって、より強固なものとなることを表す場合があります。もっとも、肝心の気持ちの面がどうなっているのかは、この二つの組み合わせからでは十分に読み取ることができないため、周辺のカードも踏まえて判断することになります。
④塔🗼が持つ『硬直的ともいえる安定感』がネガティブな意味を持つ場合の解釈例は次のものが考えられます。
塔🗼✖️15熊🐻：熊🐻のカードが持つ過剰までの防御本能によって、柔軟性を欠いた態度を取ってしまい、相手との距離が埋まらないと解釈できる場合があります。
塔🗼✖️11鞭🪢：鞭🪢のカードの影響によって、過度に支配的で攻撃的な態度が変わらずにいることで、相手との関係がうまくいかないと解釈できる場合があります。
塔🗼✖️14キツネ🦊：狐🦊のカードの影響によって、相手に対して裏表のある態度を取り続けてしまい、秘密や隠れた意図があるのではないかと相手を疑心暗鬼に陥られせてしまうと解釈できる場合があります。
塔🗼✖️7蛇🐍：蛇🐍のカードに影響によって複雑な状況が変わらないままでいることで相手と壁ができてしまい、気持ちが離れていくと解釈できる場合があります。

【まとめ🧑‍🏫】

おさらいですが、塔のカードが『権威』をはじめとする公的制度の象徴とされているのは、変化に対して堅固で抵抗力があり、整っている構造が権力構造と似ているからです🏙️『権威』をはじめとする公的制度は本来、中立的な意味のはずなのですが、どうしても官僚的、硬直的といったようにあまり良い意味で捉えられていません。

恋愛や復縁をテーマにして占う場合も同様で、ポジティブカードと組み合わせる以外は基本的にはネガティブな意味で読むことが多く、そもそも恋愛や復縁をテーマにした場合には塔🗼のカードはどう読んで良いのかが分かりにくいカードであるといえます🤔

今回はそんな塔🗼のカードが持つ『孤立』や『硬直的もいえる安定感』を恋愛や復縁で活用する方法にスポットライトを当てて解説してきましたが、私たちが一時的に他者との関わりを断って一人の時間を持つことが大事になる場合があることは間違いありません。

塔のカードが持つ『孤立』をポジティブに解釈することがあるとすれば、その一点に尽きると言っても過言ではないと思います。

ですが、社会的な生き物といえる私たち人間は、自ら望んだこととはいえ、あまり長期間、孤立した状態に身を置き続けることは決してプラスには働かないと思います🥺

塔🗼のカードが持つ『硬直的ともいえる安定感』も態度や言動がブレないというポジティブな面もありますが、長期目線で見たときには、相手や状況に応じて柔軟に自らの考えや行動を変えていくことの方が大事な場面も出てくると言えるでしょうね。

さて、今回の記事はいかがだったでしょうか❓

恋愛や復縁をテーマに占うときは、意外と地味な役回りのように見える塔🗼のカードですが、自らの意思で相手と距離を置くという、相手との関係性を構築する上で非常に大事な場面を迎えていることを表すカードだということがお分かり頂けたのではないでしょうか☺️

今回の記事が皆さまのお役に立てていれば、とても嬉しいです😍

それではまた次回の記事でお会いしましょう🖐️💕