ルノルマンのお部屋

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ルノルマンリーディングのコツ(お勧めスプレッド解説編/The Portrait 9枚引きの読み方)

【The Portrait 9枚引き】

今回はルノルマンカードを9枚使用するBOX型スプレッド「The Portrait(肖像画)」をご紹介します。カードを9枚使用して箱型に展開するこのスプレッドは「9カード」「ボックススプレッド」「3×3」「The Portrait」など様々な名称で呼ばれています。

©︎Gabriel Sanchez Lenormand

こちらのスプレッドは前回ご紹介しました「The Line of Five 5枚引き」と同様に、一度の展開で一つの質問に答えるためのものですが、カードの枚数が9枚となっていることと、展開後の形がボックス型となっていることからカードの組み合わせが5枚引きよりも多くなります。

カードの組み合わせが多くなる分、リーディングから得られる情報も、過去・現在・未来のみならず問題の焦点、問題を引き起こした原因、問題に対する思考、現状の取り組み、制御下に置いていることなど多くなります。

9枚引きのリーディングの方法はルノルマンの読み手ごとに独自の読み方がありますので統一されたルールはありません。私が調べた限りにおいて、一応どの本にも共通するリーディング方法としては、①中央に置かれたカードをシグフィニケーターもしくはキーカードとすること一番左側の列から順に過去・現在・未来として読むことが挙げられます。

中央に置くカードを自分が知りたい事柄のキーカードを選んで設定しておくという方法もありますが、私は中央のカードもランダムで出たカードにすることを好みます。

そして、一番上の行を意識や思考の部分、真ん中の行を現在取り組んでいること、一番下の行を無意識下/コントロール下に置いているものとしてリーディングします。

これは私が、一般的に人が自分の抱えている問題に対して対処する流れとしては、まず問題への対応策を考え(上の行)、現実に対応し(真ん中の行)、自分の中で問題を消化・整理していく(コントロール下に置く/下の行)と捉えているからです。

他には一番左上の位置にあるカードを質問の対象となる問題を引き起こした原因として読んでいます。

9枚のボックス内のカードの内、4枚もしくは5枚のカードをダイヤモンド形◇やX形に組み合わせるリーディング方法を紹介しているものもありますが、ひとまずここで紹介した読み方で9枚引きに慣れていって頂けたらと思います😊

過去・現在・未来の時間軸を採用しない9枚引きの読み方に興味のある方はこちらの記事内でご紹介しています⬇️

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それではさっそく9枚引きのスプレッドを実践例を見ながら解説していきたいと思います。

ここで取り上げている実践例は桜野カレン先生著・「いちばんていねいなルノルマンカード占い」のサンプルリーディングからの引用となります。

©︎Gabriel Sanchez Lenormand

質問の内容は「自宅で習い事の教室を開いていた方が、今般、自宅とは別に教室を借りて経営することになりました。教室経営はうまくいくでしょうか。」というものです。

カードの配置は左上から子ども・錨・魚、真ん中の行が家・淑女・鍵、下の行が鎌・ハート・手紙となっています。私のリーディングは次の通りです。

まず、左上の位置にある子どものカードからは、自宅とは別に教室を借りるという初めての試み(子ども)が原因となって、果たして経営がうまくいくのか、とりわけ安定した収入(錨と魚)が得られるのかについて質問者の方が悩んでいる様子が伺えます。

真ん中の行は、教室を借りる契約を既に済ませてしまっているわけですから、質問者の方は家を出て(鍵をかけて)新しい教室の経営に取り組むしかないことを表しています。

下の行からは、新しい教室を借りることを決断した際には未来への希望ばかりではなく、慣れ親しんだ自宅での仕事ができなくなることへの悩みや辛さ、苦しみもあったようですが(鎌)、現在は教室を借りた以上は頑張るしかないと覚悟を決められて、テナント契約や会計書類、教室の環境整備を整えるのに一生懸命になっている様子が読み取れます(ハートと手紙)。

教室の未来についてですが、右側の未来を示す列からは、お金を表す魚と解決策を示す鍵、そして書類関係を示す手紙が出ておりますので、契約書類や会計書類、生徒管理簿など、これまで自宅での経営であれば何かと融通がきいていたところを、きちんと書類を残して整備していくことで、より教室は発展していくと読みました。

さて、この9枚引きのスプレッドですが、この3×3のBOX型の形やリーディング方法を見た覚えがありませんか?

そうなんです🤗💡グランタブローのリーディング方法の一つである、シグフィニケーターやキーカードと、それを取り囲む8枚のカードとを組み合わせてリーディングする方法なんです。

今回紹介しましたリーディング方法はグランタブローでもバッチリ使えるのです。

このことから、ルノルマンカードのコンビネーションリーディングや5枚、9枚のカードを用いたスプレッドで学んでいることは、グランタブローを展開した時に、自分の興味や関心のある質問事項を抜き出してリーディングをするための技法を学んでいることと同義といって差し支えないかと思います。

ルノルマンカードで学んでいることは全てグランタブローへの道に通じていると思うとなんだかスゴいと思いませんか🧐💡ルノルマンは実に奥が深いです。

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