【はじめに】
このカード解説基本編では、私が普段リーディングをする上で、ルノルマンカードの世界観をどのように理解し、どうやって解釈しているのかを順番に紹介したいと思います🧑🏫
解釈については主語・述語・修飾語や、対人・金運・健康・仕事などの観点から分類・整理をしている本がたくさんありますが、私はそうした分類を一生懸命に覚えることよりも、カードの世界観とそこから生まれる基本となるkey wordを何も見なくてもスラスラっと話せるくらいに体に染み込ませることが大事だと思っています。なぜなら、私たちのリーディングの土台となってくれるのはカードの世界観とそこから導かれる基本的な解釈だからです😊
それでは本編をどうぞ。
ルノルマンカードの世界観を理解し、リーディングをする上でのヒントとなるのが、ルノルマンの由来となっている『希望のゲーム』です🎲このゲームのプレーヤーは、止まったマスのモチーフとルールを通して、道徳観や知恵、家族、世の中の仕組みといったものを学んでいくことになります。『希望のゲーム』のマスに描かれているモチーフとルノルマンカードに描かれているモチーフは一致しているため、『希望のゲーム』から読み取れる物語は、ルノルマンの世界観に通じています。そんなルノルマンの物語からまず見ていきましょう🧑🏫
【12鳥🐥のカードの物語】
あなたは他人とのコミニュケーションの中で、楽しい会話をするときもあれば、悪口や陰口を聞かされることもあります😵他人と話すのになんだか疲れたときは、何も喋らずに黙ってやり過ごすことも覚えました。
【カードの世界観】
ルノルマンカードの12番目の鳥は、通常はペアの鳥がカードに描かれています🦜🦉
描かれている鳥がフクロウなら姿・形ですぐに分かるのですが、他の種類になるとちょっと分かりません。
さて、鳥のカードの世界観を語る上でどこに着目したらよいのでしょうか?🤔
以前にタロットとルノルマンを駆使される人気YouTuberさんの動画を見ていたら、ルノルマンの鳥のカードを引かれた際に「飛んでいく」と解釈されていました。
その時はフムフムと思っていたのですが、よく考えてみると鳥が飛んでいくのであれば一羽で良いはずですし、ペアで描かれている必然性がないですよね。そもそも、2羽の鳥が描かれているのは何故だろうと疑問が湧きました🐥
もちろん、そのYouTuberさんがルノルマンカードからそう読み取ったことが誤りだと言いたいわけではなく、飛ぶことのほかに注目すべきポイントがあるのではないかと思ったわけです。そして、鳥の種類がカードによって異なっていることからしても、鳥のカードで注目すべきなのは鳥の種類ではなく「ペア」の鳥が描かれていることではないかと気がつきました👀
複数の鳥がいないとできないこと、それはつまり鳥同士の会話にフォーカスを当てていると考えたのです。
鳥の会話といえば求愛の際に鳴く「さえずり」が有名ですよね。鳥の綺麗なさえずりは、心地よいコミニュケーションが取れていることを想像させます。
その一方で、たくさんの鳥が集まって場所や時間を問わずに鳴き続けられると、ただただ騒がしいと感じるだけになってしまいます。
このように鳥のカードが表す会話には、心地よいものもあれば、周囲に迷惑をかけるものもあり、2面性があるのが特徴といえます。
【世界観から導かれるkeyword】
鳥のカードの世界観から導かれるkeywordは「コミニュケーション」です。
ここで言うコミニュニケーションは口頭による直接の「会話」を意味しており、文書による意思疎通は手紙のカードが表します。
「会話」と関連して「おしゃべり」や「話す」「スピーチ」「伝える」といった言葉が生まれます。
他にも「電話」や、LINEやtwitterといった「SNS」も文字でのやり取りとはいえ会話に準じて解釈して良いかと思います。
情報伝達という面から言えば「テレビ」や「ラジオ」「インターネット」も鳥のカードが表していると言っても良いかもしれません。
2匹の鳥から連想して「ペア」「恋人」「デート」「交渉」と言った言葉が生まれます。
鳥のさえずりは素晴らしいコミニュニケーションが生まれる「予兆」でもあります。
これに対して、周囲に迷惑をかけるコミニュニケーションの態様として「噂」「陰口」「デマ」といった言葉が生まれます。
複数名が集まった時の会話から連想して「会議」といった言葉が生まれ、無秩序な会話からは「騒がしい」「落ち着かない」「うるさい」といった解釈が可能です。
そして騒がしく騒々しい会話は「苛立ち」や「緊張」「不安」を生みます。
カードの世界観でも述べたように、鳥のカードが表すコミニュニケーションには良い面と悪い面の二面性があります。
それゆえ、鳥のカードは、貴方にもたらされたメッセージが素晴らしいコミニュニケーションに発展する予兆となるのか、そうでないのかを判断するためには、そのメッセージそのものに着目するようにし、周囲の声や評価(雑音)に引っ張られないようにしなさい、と教えてくれているのかもしれません。
【発展解説:鳥と他のカードの関係性↔️】
Q1:鳥はグランタブローでどの位置に出ると良いとされているのですか❓
鳥のカードがシグフィニケーターの近くに出ると、煩わしいストレスを感じる出来事があるかもしれませんが一過性のもので終わります。遠くに出ると、幸運でささやかな旅を経験できるとされています。
【カードの属性】
1枚引きで鳥のカードが出た場合には中立的(neutral)に解釈するようにしています。
「中立的」とは、この先の展開を楽観的あるいは悲観的に捉えるのではなく、カードから得た気付きをきちんと実行に移す、そこから先のことは実行してから考える、という意味で私は捉えています。
鳥と他のカードの組み合わせ実例一覧はこちらをどうぞ⬇️
次回はルノルマンカードの13番の子どものカードについて解説します。
【他のカード解説基本編はこちらをどうぞ。】
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